2007年12月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

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2007年12月の言葉 「忙しい2007年が終わろうとしています」

2007年12月の言葉

本当に忙しい年が終わろうとしています。その忙しさは自ら作り、追いかけてきたのですが、今月はそれを振り返る月でもありました。


12月2日、定例となっている女神山でのワークショップが終了した後、女神山ライフセンターの大森経子さんが、田沢温泉にある島崎藤村ゆかりの宿「ますや」へ招待してくれました。38℃のぬるい湯でしたが、ひなびた中に古き趣を感じて、からだと心は不思議と休まりました。

がんが消えた』の重版が決まりました。出版されてから1年余の間ですが、現在多く行われているガン治療に限界を感じ、ガンを自らの自然治癒力で癒そうとする人たちのバイブルになってきているのを、ひしひしと感じています。今回はじっくりと中身を再吟味する時間が持てました。さらに良い形で世の中に出て行くことでしょう。

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12月5日、牛島正人さんの、朝日カルチャーセンターの講座『誰もが輝きだすボイストレーニング』に参加しました。内容が深く、私なりに大いに癒され、また気づかされたセミナーでした。(写真は講義前に撮影したものです。)


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終了した後で、久しぶりに牛島さんご夫妻と食事をもとにしながら、色々と懐かしく話しをしました。ともかく牛島正人さんは、スーザン・オズボーンさんのCDをプロデュースして、日本レコード大賞の企画賞を受賞し、スーザンの歌の世界を日本に広めることに一役買った人です。牛島さんは来年きっとまた素敵なワークショップをしてくれると期待しています。それは必ずや皆さんに大きな癒しをもたらすことでしょう。


なおスーザン・オズボーンさんが、初めて本を出版しました。『桜の樹が教えてくれた〜いのちを生きるということ』(サンマーク出版)。切々とつづられているスーザンの心の声と、様々な表情を見せる美しい桜の写真が印象的な一冊です。本を読み終えて、スーザンのCDを聴くのと同じように、本当に胸を打たれました。

12月6日、朝まだ暗い午前6時、船井メディアの人見ルミ編集長が、船井メディアで来春発売予定のDVD制作の取材のため、私のオフィスを訪問してくれました。「一緒に日の出を見ながら、インタビューを受けるのはどうでしょう」という私の提案を聞き入れてくださり、早朝から撮影スタッフの皆さんとともに来てくれました。

当日は晴天で、日の出がとてもきれいで、話も弾みました。きっと素晴らしいDVDに仕上がることでしょう。

2007年12月の言葉 2007年12月の言葉

12月6日の夜、国際統合医学教育協会の元事務局長だった高橋淳さんが亡くなられました。高橋さんは数年前に独立して制作事務所を構えられ、奥さんのゆう子さんと共に着実に仕事を進めつつあったときでした。
5月のドロシー・マクレーンさん講演会では撮影と音声編集を引き受けてくださり、DVD製作に多大な力をいただきました。あまりに早すぎる死を悼み、心からご冥福をお祈りしたいと思います。無宗教で行われたお別れの会では、ご本人が大好きだったビートルズが流れていました。


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(写真は7月30日、DVD『自然界のエンジェルと語ろう』日本語音声収録後に撮影したもの。仮パッケージを持つ高橋淳さん=写真左)


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12月9日、孫の田中水悠のピアノ発表会を聴きにいきました。小3でありながら、ベートーベンの六つの変奏曲の演奏を暗譜で最後まで弾き終えました。すばらしい演奏でした。その驚くべき演奏の裏には、毎日のすさまじい練習があったのだと思うと、本人の努力を高く評価したいという気持ちでした。


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12月11日、朝日カルチャーセンターで、意識の超越理論の第4講『神と宇宙の意識』の講義を行いました。講義の中で、皆さんに完全五度の音程で声を出してもらい、自由に歌ってもらいながら、意識が超越する感覚を体験してもらいました。
聴衆の中に私の長年の友人で、声楽家の江川きぬさんがいらっしゃいました。素晴らしい声量ある声で歌ってくれて、参加者の意識の超越をさらに高めてくれました。江川さんは来年6月に、フィンドホーンを訪問します。またフィンドホーンの地で、何かを得て悟られてこられることと思いました。


12月12日、朝日カルチャーセンターで、龍村修さんのヨガ教室に参加しました。ヨガの達人が繰り広げるヨガの講座は、何と深く、何と強烈なのだろうということを、今回も感じました。

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終わった後で、龍村修先生を囲んで、ささやかな食事会が開かれました。教える人のほんのちょっとの言葉の中に、これほど深く人を動かす力があるのものなのかと、毎回舌を巻く経験をさせてもらいました。


12月14日の夜から偏頭痛がひどく、割れるような痛さで苦しみました。頭に腫瘍ができたのではないかとさえ思ったほどでした。その痛みの理由が何からきているのか、はじめはわかりませんが、だんだんと何かが憑いたような感じがしてきたのです。

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3日後の12月17日、私のオフィスで、シンギング・リンを頭にかぶり、リンをばちで叩いて音を出して貰ったところ、たちどころに頭痛が消えてしまいました。数日間痛み続けていたものがなくなってしまったのです。「何かが取れた」という、一つの実験でもあったようです。


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12月18日、朝日カルチャーセンターで、公開講座『愛に満ちたチェロの「癒しの力」』の講義を行いました。宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』の全文を朗読し、チェロを弾いて、音の癒しを実際に感じてもらいました。私がガンから治るプロセスで、チェロの音がどれほど大きく私を癒し、勇気を与えてくれたことか、を述べながら講義を進めました。今回は、もっとチェロをたくさん弾く時間を取りたかった反省が残りました。来年行うときには、チェロの癒しの音を、ふんだんに取り入れようと思っています。


12月26日、超越意識研究所の忘年会を行いました。今年一年の反省と、来年にそのエネルギーをつなげていくという大切な儀式でもあったのです。我がスタッフには感謝の念でいっぱいでした。

ドロシー・マクレーンさんのDVDが発売されて皆さんの手に渡ってから、様々な感動の声が寄せられてきて、このプロジェクトを成し遂げた喜びを味わった月でした。

また、 もう一つは、「ザ・フナイ」のVol.3 (2007年12月号)に、私の文章が掲載されたことがあります。寄稿のタイトルは、『知識者から智慧者への変容のすすめ 〜ガンの自然治癒から賢者への道に導かれて〜』。面白い視点から書いた文章ですので、興味ある方は、是非お読みください

『健康への道しるべ』と題された「ザ・フナイ」の12月号の特集には、何人もの方たちが寄稿しておられます。この新しい雑誌が、評判を呼んでいます。執筆者たちが全力を込めて、事実に向かって書き進めているからです。近いうちにまた寄稿することになると思っています。

2007年を終えるにあたって、世の中がますます知識から智慧への道に移行しなければいけないと切実に感じています。
知識に偏重したままでは、この地球は滅びの道に向かうでしょう。
しかし一方では、人々の意識のアセンションへの道も同時に進んでいっています。
短い人生の中で、皆さんはどちらの道へ歩んで行こうとしていますか。
2008年が楽しみです。


(署名)愛 心