2008年3月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

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2008年3月の言葉 「世の中が激変していく兆候」

2008年3月の言葉

世の中が激変していく兆候がさらに顕著に見受けられるようになりました。
そう感じているのは、私だけではないことでしょう。
政治も、地球環境も、早く良くしていくための決断をしないと、すべてが手遅れになることを見せられた月でもありました。


2008年3月の言葉

3月2日、孫の文(あや)が初節句を迎え、家族全員が次男の家に集まりました。初節句の意味を皆で味わいながら、なぜ、このような習慣が日本に受け継がれているかを、あらためて考え直しました。
節句は邪霊をとり除き、子どもが健やかに育っていくことを祝う儀式だったのです。
子どもは、次の世代を担う大切な宝です。
文、そして、集まった孫たちとの時間を楽しみながら、あらためて世代が受け継がれていく感慨を味わっていました。

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3月9日、サトルエネルギー学会の春の大会が開催されました。日本ウェラー・ザン・ウェル学会を通じても親しくしている、産婦人科医であり、日本笑い学会副会長の昇幹夫先生の講演がありました。次から次へ出てくる笑いの種に、私は笑い転げてしまいました。
今回も素晴らしい講師の方たちが、それぞれ実りある内容の濃いお話をしてくださいましたが、聴衆が少なかったのがとても残念でした。


2008年3月の言葉

これほどサトルエネルギーが大切な時代であるにもかかわらず、皆の関心がそこまで及ばないのは、一体どうしてなのでしょう。
サトルエネルギー学会の分科会が、活発な活動を展開しています。ご興味がある方は、学会のホームページを覗いてみてください。オリジナリティーあふれる素晴らしい会に是非、参加なさることをお勧めします。


3月10日、親しくしている永山勝英さんが、純白の蓮の花を持参してオフィスを訪ねてくれました。巻頭の写真です。
なんと見事な造花の芸術でしょう。毎日眺めては、あたかも自然に咲く蓮の花のような美しさを楽しんでいます。

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3月11日、朝日カルチャーセンター新宿で「意識の超越理論」の3回シリーズの最終回の講義を行いました。正直なところ、毎回宿題と実践が伴う内容を3回で完結することは、なかなか困難を伴いました。聴衆の中には、女神山ライフセンターでのワークショップに参加を予定していた方や、また、講座を再受講しようと考えている方もおられました。


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最終回の講座で、驚くべきトピックがありました。
早稲田大学第一理工学部時代の親友で、主に冬の難しい山を一緒に登りつづけた、親友の松木正典さんが参加してくれたことです。


松木さんは23年前の1985年5月、私が病院から退院したばかりの時に、アラスカから私のために採ってきてくれたサルノコシカケを持って、見舞いにきてくれた友です。
そのときの思い出がまざまざとよみがえってきました。間もなく死を迎えるであろうという時期に、私はその硬いサルノコシカケをおろし金でおろしては、煎じて飲みました。

人間は死が近いときには、藁をも掴む気持ちで色々なものに飛びついてしまいがちですが、このサルノコシカケには、松木さんの思いが込められおり、私はおろし金でそれをおろしながら、ありがたくて何度も泣きました。実に、それ以来の再会となりました。
現在、松木さんは社長職を降り、悠々自適な生活をしています。会場には作務衣に山靴を履いて現れました。

「オオ、オメー、マダ元気デ、死ナネーデ頑張ッテルジャネーカ。」と、学生時代と変わらぬ懐かしい言葉で、心から激励をしてくれる松木さんの思いやりをしみじみ感じました。

彼とは1960年3月初めに、知床半島の主峰、羅臼岳に二人で登山しました。二人して登ることを決めてから、下見としてまず、前年の雪の無い季節に登りに行き、登頂の可能性を検討しました。
そして迎えた厳冬期。いよいよ知床にのり込みました。毎日が吹雪荒れ狂う中で、たった一日晴天になるという情報をラジオの天気予報で聞き、この機を逃したら登頂はないと、アタックに挑みました。
まず、前日に中腹の台地まで登り、零下30度の深い雪の中にツェルトをはってビバークしました。翌朝、予報どおり天気はよく、無事登頂することができました。下山した後で、その年の冬季初登頂だったということを知りました。
古き懐かしい友に、元気で出会えるうれしさを、体いっぱいに感じて、23年ぶりの再会を心から味わい、楽しみました。

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3月12日は、朝日カルチャーセンター新宿の龍村修先生のヨガ教室の授業でした。いつもながら深い哲学を最初に語り、その後に実技をします。言葉の深い意味を体全体で感じながら行うヨガとして、これほど素晴らしい人はいないと、私は思っています。
終了したあと、希望者が集い、今期最後の授業の打ち上げをしました。ほとんどの人たちが龍村先生を慕って、毎回受講し続けている人たちでした。私はまた時間が取れたら、受講をしようと思っています。


3月13日、翌日から始まる女神山ライフセンターでのワークショップの準備のために、現地に向かいました。1月のときと比べ、日が長くなっていました。女神山付近にはまだ雪がたくさんありましたが、木々の梢はつぼみをあちこちに見ることができ、春らしさを漂わせていました。

3月14日、ワークショップが始まりました。参加者の皆さんからは事前にご自分のについて書いていただいたものを拝見していますので、状況はつかんでいますが、今回ほど様々なバックグランドを持った人たちの取り合わせはないと感じました。

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ワーク中に女神山の大地とグラウンディングをするため、しっかり呼吸をしながら散歩をしました。女神山から流れる長命水といわれるお水を飲み、木とハグして木の持つエネルギーを感じ、竹の中を流れている水の音を聞き、遠くに浅間山を眺めました。
普段は歩くということにそれほど注意を払っていない皆さんにとって、大地の力を感じ、空気のきれいな場所で、グループで行うワークの醍醐味には、とても感動してくれたようでした。
最新のワークショップはこちらから。

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私は参加した人たちの意識が少しずつ変わっていくのを確かめながら、グループ全体のエネルギーを引っ張っていくことに集中しました。
今回は皆さんが大きくはじけて、歌を聴かせてくれた人、即興のダンスを始める人、などなど、皆さんのチャクラがぐんぐんと開いていきました。そして、自然とハグをしていく様子を見ながら、私は感動しつづけていました。今回の参加者の方のうち、6人が5月末からのフィンドホーンのツアーに行く計画をしていました。
きっとフィンドホーンでも素晴らしいことが起こり、今まで以上に多くのことを感じて、心が大きく変容し成長して帰国されることでしょう。


もう既にこのツアーはいっぱいだとのことです。5月上旬のフィンドホーンツアーは、まだ余裕があるとのことです。さらに、元フィンドホーンのメンバーだったGaunt邦江さんが、5月中旬、体験週間を終えた人たちのためのワークショップをフィンドホーンで行います。過去にフィンドホーンを訪れた方の中で、日本語のワークショップを受けたいという方にはお勧めのプログラムです。
http://www.wellness-hst.co.uk/current2_jp.html

3月26日、私の母校、日本学園の評議員会が行われました。校門の脇にある桜がちょうど咲き始めた時で、エネルギーを感じました。

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日本学園は120余年の長い伝統を持ち、戦後の大政治家であった吉田茂、日本画家の横山大観、小説家の永井荷風、岩波書店の創立者岩波茂雄他、すぐれた人材を数多く輩出している男子校です。今はどの学校も生徒の獲得にしのぎを削っていますが、日本学園OBでもある谷川平夫氏が2005年10月に校長に就任して以来、「創発学」というオリジナルの教育理念のもとで新たな改革を始め、徐々にその成果が現れ始めています。

2008年3月の言葉

豊かな感性で改革を進められる教育者を望んで、元読売新聞論説副委員長であり、本学園のOBである谷川先生が校長に迎えられました。一度低下してしまった名声を取り戻すということは至難の業ですが、なんとか良い学校に戻って欲しいと、私は評議員として真剣に応援をしています。


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3月27日、近くの公園にお花見を兼ねてビデオレターの撮影に行きました。

フィンドホーンの創設者の一人、ドロシー・マクレーンさんの88歳を祝う会が、4月11日にフィンドホーンで行われることになっており、フィンドホーンから、お祝いのビデオメッセージを送って欲しいという依頼があったからです。


2008年3月の言葉

この公園はドロシーさんが来日したとき、講演会の直前にリラックスしに出かけた所で、ちょうど桜が咲き始めたばかりでしたので、撮影場所に選びました。
ドロシーさんと一緒に過ごしたことを心に思い浮かべながら、お祝いのメッセージを送りました。4月11日に間に合うようにフィンドホーンに画像を送ります。きれいに咲いた桜をドロシーさんに楽しんでもらえると嬉しいです。


録画中には、ドロシーさんの東京の講演会での話しを思い浮かべていました。ドロシーさんの言葉は、聞くたびに私に大きな感動を与え、人間の深い叡智を積み重ねてくれます。
桜の中での撮影はまさに、「自然の声に耳を傾け、自然界のエンジェルとつながる」ことそのものでした。
講演のDVDについては、こちらを訪れてみてください。

3月29日、日本アマチュア演奏家協会(APA)の、チェロの会を聴きにいきました。この会はチェロに親しみ、チェロを愛しているアマチュア演奏家たちが集まり、お互いに自分の練習結果を発表する会です。とてもよい雰囲気でいっぱいでした。来年もまた3月に開かれるとのことです。

2008年3月の言葉

3月30日、熱海断食道場長の牧内泰道さんの講演会を聞きにいきました。久しぶりに会う牧内さんの話に聞き惚れました。特に、牧内さんが最近書かれた『食育=マクロバイオテック 病気別「食が大薬なり」』の本を会場で求めて読み、素晴らしさをじっくりと味わいました。牧内さんの最近の発展ぶりは、「素晴らしい」のひと言です。牧内さんは現在76歳、私と同じくガンの体験者ですが、非常にお元気です。お母様もガンの体験者でありながら93歳まで生きて、ガンではなく、心臓麻痺で亡くなったとのことでした。


この講演のことを、今月の女神山でのワークショップに参加した人に知らせましたところ、4人が聴きに来られ、皆さん大変感動してくださいました。牧内さんの素晴らしさは、単に食事だけでなく、デトックス(排毒)を断食を含むすべての方法で活用し、ガンの患者さんだけでなく、引きこもりで困っている人たちなど、たくさんの人を世界中から引き受けて、熱海で治癒に至らしめていることです。皆さん、機会がありましたら、熱海に出かけてみませんか。

春です。花粉の飛ぶ時期です。街中を歩くと、たくさんの人たちがマスクをして、花粉を防ごうとしています。 その姿を見るにつけ、我々がいかに食べたものが作りだす毒を外に出すことができずにいるかを感じています。排毒が不十分であることが、様々な病の原因になっていることに気が付いていないように思えます。
私は玄米菜食に取り組むなど、体質を改善した後に花粉症の症状が起こらなくなり、長年の苦しみから救われました。花粉症に悩んでいる人はもう一度、排毒や体質改善について考えてみませんか。

お待たせしました。『がんが消えた〜ある自然治癒の記録』の重版が事務所に入庫できました。もうじき書店に並ぶことでしょう。この本が、また多くの人に生きる智慧を与えることができることを心から願っています。


(署名)愛 心