2008年7月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

寺山心一翁 月の言葉

2008年7月の言葉 「初めて、セミナー「癒しへのいざない」をおこないました」

2008年7月の言葉

留守中にたまってしまった仕事の山に埋もれながら、締め切りを過ぎた原稿をまとめるのに、少々苦労しました。疲労が重なり暑さがこたえる中で仕事に取り組むつらさを、久しぶりに味わいました。


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7月7日、新宿で母校日学園高校の同窓会が行われました。出席できる人たちの元気な姿もあれば、一方ではがんで苦しんでいる友だちや、亡くなった人の話を聞く数も年々増え、昔一緒に机を並べた仲間たちが、生を終えて行く悲しさを感じ、楽しいながらも、寂しさも味わう会になりました。
自分も48歳のときに死ぬはずだったことを思うと、72歳の今もなお生きていることの喜びを味わいました。生きているというだけで素晴らしく、ただただ感謝の日々です。


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7月8日、朝日カルチャーセンター新宿で、『意識の超越理論 - 神の意識』について講義をしました。神の意識になると、言葉で表現できることがどんどん少なくなっていきます。しかし、感じることのなんと多いこと。出席者の皆さんが、しっかり感度を高めてくださっていることが、疲れを忘れさせてくれました。
参加してくださっている方の中に素敵なピアニストがおり、チェロの伴奏を引き受けてくれたことに感謝です。


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来月ですが8月25日に、クリスティン・ペイジ博士の邦訳2冊目がサンマーク出版から発刊されます。 原題は “Beyond the Obvious” で、邦題は『チャクラ - 直観への旅』。今回も両角美貴子さんが翻訳してくださいました。
『チャクラ−癒しへの道』でもそうであったように、付録として誘導瞑想のCDをつけることになりました。


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7月15日に銀座のスタジオで収録がおこなわれました。CDのタイトルは、”Making Intuitive Decisions”で、ペイジ博士の声とともに、日本語のナレーションを前作同様に不動実子さんが担当してくださいました。


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サンマーク出版の斉藤竜哉編集長のアイデアで、私のチェロもBGMに入れることになり、私も録音に駆けつけました。
CD制作ディレクターの谷崎テトラさんが、前もって録音されていたピアノに、持参したチェロで即興の音を加えていきました。不動実子さんの声と、BGMが合体して出来上がったものを後で皆で聞いたとき、感動の声があがりました。このCDは、CDだけでも十分価値ある商品だと私は皆さんに自信をもってお勧めします。出版されたら、ぜひこのCDを先に聴いてみてください。そうすることで本の内容の理解がいっそう早まると思います。将来のことについて決められないで困っている人たちにとって、これほど、自分の直感力を働かせてクリエイティブな未来を瞬時に組み上げていけることが可能なCDはないと思います。
人生はなんて素晴らしいのでしょう。このような本の出版に関われることに感謝でいっぱいです。


7月16日は日本建築医学協会の理事会が開かれました。
これまで、医学の中で、食物、衣服は取り上げられてきたのに、住居である建築はなおざりにされてきました。ようやく医学的な側面から建築や住居を考えようという動きが、世界に先駆けて日本で行われるようになった背景には、日本の気候風土を無視した西洋建築が増え、さらにはシックハウスまで作り上げてしまったことが挙げられるでしょう。これからの医学はいやおうなしに建築の面にも大きく目が向けられるはずです。

アンドルー・ワイル博士も自分のコルテス島の自宅を設計するに当たり、住居が健康に与える影響をよく考えたそうです。私はワイル博士にこの協会の名誉顧問に就任していただくようお話をしたとき、喜んで同意してくださいました。

今回の理事会の検討内容は、いかにして意欲のある若い人たちに協会に参加してもらい、会の発展、運営に取り組んでもらうかということでした。意欲のある人たちがどんどん参画してくることで、建築と医学を結びつけた大きな動きが、日本からやがて世界に広がっていくことになるでしょう。私は胸をワクワクさせながら新しい取り組みに期待しています。

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7月19日、東京で『代替・統合療法コンベンション』が開催されました。この催しは、NPO法人がんコントロール協会(米国がんコントロール協会日本支部)が主催しており、今年で第14回になります。スタートには、毎年、米国がんコントロール協会のフランク・コウジノウ会長が挨拶されています。


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今年の講演も日本を代表する代替医療の研究者や医師たちが講演に協力しました。日本ホリスティック医学協会の帯津良一会長もその一人です。
海外からもゲルソン療法を作られたゲルソン博士のお孫さんにあたる、Cancer Research Wellness Instituteのハワード・D・ストラウス所長が、ゲルソン療法の真髄について講演しました。

既に米国では、数年前からがんで亡くなる人々が減少傾向に向かっているのは、米国のガンコントロール協会が代替療法を積極的に進めてきた結果なのです。ここ数年米国では、通常のがん治療にかける費用より、代替療法に支払われる費用のほうが多いという報告があります。
日本がこの動きを取り入れようとしない裏には、がんに罹る患者たちの認識の違いもあるとともに、医師たちの認識も違うからでしょう。

1985年、死を直前にして病院を飛び出し、積極的に代替療法を取り入れて、がんが治ったことから、私の人生は大きく変わっていきました。がんは、自分で取り組めば治る確率は非常に高いのです。抗がん剤や放射線を受けた人たちも、医者が言うより長い期間生存しています。私はこのことを、まだ気付いていない患者さんたちに少しでも知らせたいと思い、活動してきました。いまだに医師たちから強い反対に遭うことがあります。

1989年に出会ったアンドルー・ワイル博士は、いち早く私の採った方法に感動し、博士の著書 “Spontaneous Healing"(邦題: 癒す心-治る力)の中に詳細に記しました。
この本はニューヨークで一年間ベストセラーズの第1位を保った後、十数ヶ国語に翻訳され読まれており、がんを自ら治していくひと人が増加しているようです。
私はこの本を、もしもがんになったら、最初に読む本として薦めています。今では、拙著『がんが消えた』も出て、医学が変わり始めていると感じています。


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さて私は、『がんを癒す仕組みがわかる〜意識の超越理論』と題して講演しました。私が癒しのアプローチとしてもっとも大切にしているのは、宇宙の智慧に気づき自分の生活習慣を変え、自然治癒力を高めることにあり、この考えの柱になるのが「意識の超越理論」です。


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このコンベンションは来年もまた夏に開催されます。今年の17人の講演記録がDVDで入手できるはずです。世の中を変えて行くには、時間がかかるのです。あせらずに、少しずつ進めていくという気持ちは今も昔も変わりません。


講演の後、午後3:30から始まるワークショップのため急いで上田に向かいました。

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今回は、女神山ライフセンターで一番広い、ガイアホールを使わせていただきました。広い場所でおこなうワークも、自由度があってとても楽しく過ごせました。参加者の方の一人は、バイオリンを持ってきてくださり、ガイアホールでの演奏を、本当に楽しんでくださいました。

ひとつ私にとって嬉しかったことは、昨年の暮れ頃から悪化していた坐骨神経痛らしい痛みが、帰国後治り、参加者全員で女神山に登ることができたことでした。なぜ治ったのか、理由は明確には特定できませんが、奥歯の高さを調整したことが一番大きかったと思われます。歯はそれくらい全身の健康に影響を及ぼす重要な部分だと改めて感じました。 おかげさまで、また、楽しく山登りができそうです。

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ワークショップの後は、穂高養生園でセミナー『癒しへのいざない』を行うために、女神山をあとにしました。 途中、別所にある前山寺に立ち寄り、境内を歩きながら、寺院としての鐘楼の役目を改めて観察する機会にも出くわしました。


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8月30日、サトルエネルギー学会事務局長の鈴木俊輔さんが、『古神道と言霊、そして魂の気付きへ』というテーマで、スペシャルセミナーを行いましたので、聴きにいきました。会場は席が足りなくなる大入り満員でした。
日本の古神道を通じての言霊論をはじめとして、また、古代から現代にいたる歴史の中で、脈々と続いているサトルエネルギーについて、とても良くまとめた内容でした。「雷は、神が鳴ると書いて雷である」という鈴木さんの講座は、まさに、サトルエネルギーを代表すべき数々の諸問題を、壮大に描いていたと思いました。

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また、寺院に入るところにあった看板が、なんと楽しい表現をしていたることか。人間、いつになっても、可愛さを失わない、無邪気さが大切であると思い知らされました。


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穂高養生園に行く途中で、茶路夢(サロン)というコーヒーショップの、高田柳子さんを訪問しました。養生園に通い始めた頃から穂高に行ったときにはかならず立ち寄っていた、コーヒーのおいしい喫茶店です。私が行く度チェロを演奏していたので、その影響でチェロを学ぶと言い出した方もいたくらいです。


また、素晴らしいのはサロンからの借景です。北アルプスの後立山連峰がすべて一望できるのです。当日は曇っていて残念ながら見ることができませんでしたが、また寄ろうと思っています。

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今回のセミナーは、参加者をがんの患者さんとそのご家族に限定した初のセミナーでした。私ががんから癒されていく過程の様々な体験を、いかに自然の中にあることが大切だと思ったかも含めて、皆さんに伝える内容でした。出席した方たちからは、大変良い反響をいただき、このような内容のセミナーを今後も続けていこうという気持ちにもなりました。


ただ、私のセミナーは座学を中心にしていくものと位置づけており、参加者の人たちがさらに学習して智慧者になっていくためには、体験してもらう、ワークショップのスタイルがやはり必要だということを感じました。言葉だけでは不十分だからです。
体験することは、からだのすべてが協力しあって深く心身に智慧を刻み込む作業であるからです。 これからの企画のなかで、その意味がどう展開して行くかは、お楽しみです。

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7月31日、スピリチュアルな通訳で翻訳家の渡辺雅子さんが、オフィスを訪問してくださいました。本当に短い時間でしたが、フィンドホーンの最近の情勢や動きなどを色々とお聞きしました。特に、フィンドホーンのフェニックスショップで私たちがプロデュースすることのできた、ドロシー・マクレーンさんのDVDの販売がスタートしたニュースには大変勇気付けられました。
改めてドロシーさんの偉大さを感じ、少しでも多くの人たちにこのDVDを見てもらうことができて、また、スピリチュアルなプロセスを辿ることを勇気付けてくれるものであることを、私は信じて止みません。


さて、8月は、まず第一に私の体力の回復をすることと、残っている仕事を早く正常な状態に戻すことに全力を挙げようと思っています。

特に、9月20日にはサトルエネルギー学会秋の大会が行われます。今回のシンポジウムのテーマは、『からだの栄養素 そして魂の栄養素』です。

私は即興演奏のピアニスト、河上素子さんとのジョイントで、演奏を中心にした講演をおこないます。テーマは『音楽は愛が伝わる魂の栄養素』。 これまでの私の講演とはがらりと趣向を変え、音楽を中心した内容にするべく、今から内容を練っています。どうぞご期待ください。


(署名)愛 心