2009年7月、8月の言葉
7月の言葉をお休みしてごめんなさい。
先月中旬にアメリカから帰国したのですが、直後から執筆している原稿の締切りや講演が続いたこともあり、ほとんど休みなしに仕事をして、気が付いたら8月の中旬になっていました。今回は7、8月の言葉として書きます。
6月25日から30日までアメリカのコロラドで開催された第19回ISSSEEMに参加しました。その際に大変嬉しいことがありました。
参加12回目の今年、私がISSSEEM学会からDoug Boyd Wisdom Keeper Awardという表彰を受けました。
もう一人表彰されたのは、ビバリー・リュービック博士です。リュービック博士はAlyce & Elmer Green for Innovation Awardでした。そのときの私は、なにか大変名誉な表彰を受けたのだと感じました。
後から、Wisdom Keeperというのは、ネイティブ・アメリカンのすぐれたメディスン・マンに与えられる尊称のことだということを知りました。
Doug Boydさんは、ISSSEEM創立者であるアリス&エルマー・グリーン博士の息子さんで、 Boydさんには『Rolling Thunder』という名著があります。ローリングサンダーは、実在するネイティブ・アメリカンのメディスン・マンの名前です。私は帰国後、早速この本を取り寄せて読みました。1991年に同じタイトルで日本でも出版されていました。
書かれてから40年を経ていますが、智慧の言葉の数々は、今の時代に色あることなく、むしろ、この時代にこそ必要な賢者の智慧に、私は深く感動しました。
私はISSSEEMからいただいたWisdom Keeper の名前に恥じないよう、さらに頑張ろうという気持ちになりました。
『Invisible Roots』の著者、Barbara Stone博士が、表彰された時の様子を写真に撮っており、私が日本に帰ってから、大きなオーブがたくさん写っていたといって送ってくれました。
その翌日のことですが、今回のカンファレンスの基調講演者であるディーパック・チョップラ博士の講演の折、チェロを弾いてほしいと前から依頼されていたので、パブロ・カサルスの「鳥の歌」を演奏したところ、聴衆の人たちが総立ちで拍手をしてくれました。前日の表彰もあったからだと思います。
さてそのあとで7月1日から、アリゾナのセドナに、下野絵里さんを訪ねました。ハイテンションの毎日だったISSSEEM学会の疲れを、セドナの山々の自然に囲まれてすごしました。
まず到着したその日の夕方に、ちょうどそのときに越智啓子先生がセドナを訪れており、久しぶりにセドナでお会いできたことが、とても深い感激でした。
滞在中に絵里さんが連れて行ってくれた場所のすべてが、癒しそのものでした。それらはボルテックスであったり、フィンドホーンの創設者の一人であるドロシー・マックレーンさんが日本での講演の中で話をしてくれたネイティブ・アメリカンの遺跡であったりして、あっという間に滞在の日々は楽しくすぎていき、シャスタ山のワークショップのための体力の補給ができました。絵里さんには感謝でいっぱいでした。
7月のシャスタ山でのワークショップは、私にとっても素晴らしい体験をたくさんもたらしてくれました。今回で7回目になります。総勢15名のワークショップは、シャスタ山の山麓の滝を訪れて、その場でワークショップをし、またシャスタ山の中腹まで登ってネイティブ・アメリカンの聖なる場所にしばらく身を置いて、そのエネルギーを感じ手もらいました。
これは、愛を感じて参加者に変容を促すワークショップとなりました。
最後の日には、サンフランシスコ・イスキヤの有子・ガウアーさんの所での夕食会での講演を最後に終了しました。
その後も参加者たち皆さんのメール交換が続いているようです。きっと何かが心の中に大きく残ったからでしょう。
26日には第15回日本ガンコンベンションの最終講演者として『がんを癒した私の極意』と題し、人々に語りかけました。950名の人たちが毎日がんで亡くなっている日本です。治すためには本人の意識が超越するということが、とても必要で、自然治癒力を高めていく方法をとれば、治っていく可能性があることを語りました。
講演後の皆さんからの反応はとても素晴らしく、たくさんの人たちに囲まれてしまいました。皆さんはがんを本当に癒やしたいのですね。
意識が超越することを体で体験しながら学ぶことを目的に始めた『心さんの愛と癒しのワークショップ』を今月最後の週末に、信州の女神山ライフセンターで開きます。また精一杯、皆さんに智慧を伝えていこうと思っています。
女神山ライフセンターの大森経子さんが、9月にフィンドホーン・ツアーを計画しています。ご興味がありましたら、女神山ライフセンターのホームページを訪れて、まずご覧になってみてください。そして詳細を大森経子さんに問い合わせをしてみたらどうでしょうか。