2015年2月の言葉―5年ぶりのアルケミスト
2月に入り、昨年破損したチェロの音がだんだん良くなってきました。
例年の２月は、いつもあっという間に過ぎていましたが、今年は違いました。
チェロの修理を終えて4カ月が過ぎ、良い音が出てきたことと、それにともなうように私の体力も昨年より良くなっているのを感じて過ごしました。来月、3月のスマイルワークショップは一段と素晴らしい内容を参加者の皆さんに提供できるようにしたいと、強い決心もしました。意識の超越理論の実践の場であるスマイルワークショップでも、人生の芽吹きを感じていただけるような内容にしたいと考えています。
ワークショップの頃は、日の出が6時近くですので、宿舎を出るのは５時前になるでしょう。澄み切った空に星が輝いているはずです。
春の曙を感じる中を歩いているうちに、芽吹きを待つ蕾でいっぱいの樹木が一斉に酸素を出すと、小鳥たちが一斉になきだす瞬間を、皆さんはどう感じるだろうと思うとワクワクしてしまいます。
8日 アルケミストの髙江洲薫先生から「ヒーリングフェスティバル2015特別記念講演会」で話しをする機会をいただきました。「幸せをもたらす 愛と癒しの世界」というテーマで記念講演会は開かれました。
私は宇宙に生かされていることに「アリガトウ」という気持ちをもつことができた時のことから話を始めました。
治癒の始まりは、「愛すること」だったこと。そして最後の癒しは、フィンドホーン滞在中に朝から晩まで老若男女、無条件の愛でハグをしてくれて、私は歓喜したこと。
そのあとは髙江洲先生との対談で、髙江洲先生は冒頭に「いよいよ私はフィンドホーンに行くべきでしょうか？」と質問されました。「行く時が来れば、行くことになるでしょう」と、禅問答のような答えをしました。禅問答がさらに続きました。
対談を振り返ると、私ばかりが喋っていたようです。髙江洲先生が色々と私に聞いてくださって、話を繋いでくれたことを感謝しています。アルケミストの皆さんの温かい気持ちで、非常に楽しい時間をいただきました。ですから、髙江洲先生から貴重なお話をお聞きすることなく終わってしまいましたので、ごめんなさい。
講演の最後は、髙江洲先生の誘導瞑想で終了しました。 この時の講演で髙江洲先生が愛について受け取られたメッセージを出されていました。アルケミストのホームページの中にある「生きる上で本当に大切なこと―365日のメッセージ」に公開されています。どうぞご覧ください。
11日は、真弓定夫先生と船越康弘先生とのジョイント講演会を聴きに参りました。
真弓先生は医療費高騰を招いた原因、誤った医療が招いた弊害、病院への依頼心を招いた医療行政について、これからの医療を啓蒙する講演内容でした。
そのあと船越先生が岡山で「百姓屋敷・わら」を中心に活動を始めたことから話し始められました。
船越先生は、若いときに真弓先生の書かれた3冊の本を繰り返し読まれ、その真理に心酔して、その通りに家族と生きてきたたことをお話しされました。
ニュージーランドに家族で移住された痛快な話や、食事について、ご自分の経験から得た心を打つ真実の話を、勢いのある話術で講演されました。
お二人の息が合った素晴らしく感動を与える講演会で、250名近くの聴衆は大興奮でした。その後打ち上げで、船越先生の隣に座った私は、久しぶりにお会いして、昔フィンドホーンのBarbara Swetinaさんたちと一緒にわらを訪問したことや、ニュージーランドからの通信、東京での講演会にお伺いしたことなど、色々と懐かしい話しをしながら、楽しい時間を過ごすことができました。久しぶりの再会が、古い縁を繋ぎ直したような感じがしました。
22日、龍村仁監督の地球交響曲「第八番〜宇宙の声が聴こえますか」完成披露・奉納上映会にまいりました。龍村監督の最先端に大変感銘を受けました。
大自然の力、神道の奥深さ。日本人が真剣に感謝し、考えていかなければならない道を示していると、私には思えました。
ロードショーにぜひ足を運んでいただきたいと思います。
とにかく素晴らしいというほかありません。
映画を見たあと感動がしばらくの間続きました。参道の玉砂利を踏みしめながら
自分の存在をしっかり認め、地に足を付け、感謝の気持ちで毎日を送ることだと自分で確認しつつ、明治神宮の森から帰路につきました。
今年の6月11日から22日まで12日間、フィンドホーン・ツアーの詳細がようやく固まり、3月にホームページにアップします。
諸般の事情によりご案内が大変遅くなりました。
皆さん、お早めにお申し込みをされますように、よろしくお願いします。
