2017年4月 寺山心一翁 月の言葉 | 藤田圭子先生を偲ぶ

寺山心一翁 月の言葉

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2017年4月の言葉−藤田圭子先生を偲ぶ

2017年4月の言葉

1日、1月に亡くなった藤田圭子先生を偲ぶ会が、神戸市内の教会で開かれましたので、東京から参列しました。藤田先生は、私より十数歳若いのです。
藤田先生とは長いご縁でした。私の寄稿が掲載されていた『ホリスティク医学入門』を読み、穂高養生園に滞在していた、私を訪ねてきてくださったのが始まりでした。
それは、1990年。今から27年も前のことです。
藤田先生は大阪音楽大学のピアノ科で教鞭をとっておられました。音楽という共通のものがありましたので、神戸に私を招いて講演会を開いてくださり、また、藤田先生のお弟子さん達によるピアノの発表会に、私も呼んでくださって、チェロとピアノの合奏をしたこともありました。

そんな事もあったため、藤田先生のお弟子さん達も存じておりましたので、藤田先生の訃報は、お弟子さんから伝えられました。藤田先生が私より先に亡くなり、偲ぶ会で、お弟子さんとともにチェロを演奏することになろうとは、思いもしないことでした。 長年にわたり親交があった藤田先生と最後のお別れをしてきました。

2017年4月の言葉

4日、朝日カルチャーセンターで連続講座「意識の超越理論」実践編 第1講が始まりました。「体から感情、心の意識」の回です。


「意識の超越理論」の理論的な側面より、音楽を使って体から感情へ意識を移すことを試みる講座となりました。日常、仕事など真剣に集中していると、知らないうちに体は緊張し、体は固くなります。そこにひとたび音を加え、体に振動が伝わると、心身が緩みやすくなるのです。それは、実は意識が体から感情に移っている状態です。そして、皆さんに声を出していただきました。
呼吸をすることに、音をのせていただいたということです。声を出すことで、また少しからだが緩むと、感情が素直に出しやすくなります。これは第5チャクラの働きを考えてみても、つじつまがあうと言えるでしょう。


音楽を静かに聞いていただきながら、からだと心を緩め、なるべく、そのとき湧き起こる気持ちを、そのまま味わっていただくように試みました。

皆さんのお顔が緩んで、笑顔になっている人が多く見受けられました。気がついたきには、心が静かになっていたようでした。中には、涙ぐんでいた人もいました。心が落ち着いたところで、第1回目の講座は終了しました。
受講者の一人でピアニストの藤井祥子さんは、飛び入りでチェロの伴奏をしてくださいました。

2017年4月の言葉

9日、尾道から杉山晃一先生が上京し、私を訪ねてくださいました。3月25日に尾道で一緒に講演をさせていただいた後、ようやく少しゆっくりお話しできる機会となりました。大変お世話になった杉山先生は、奥様とお嬢さんと一緒にきてくれたので、共に食事をしました。とても楽しい夜になりました。杉山先生は今年の春からは、新天地で活躍されるようです。私は今後のさらなるご活躍を大いに期待しています。



(署名)愛 心
寺山心一翁

(文中の肩書や固有名詞などは、2017年4月時点のものです)